新型コロナ感染症が再び増加傾向となり、第9波の到来が心配されるところです。
そんな中、GW連休明けの5月8日から、現在の感染症法上の分類が2類相当から5類へと変更されることとなり、それに伴って行政や医療機関の対応も変更となります。
●これまでは都道府県に申請した医療機関が主に診療を行ってきましたが、特別な理由のない限り全ての医療機関が対応をする方向に変更されます。
●いままで公費で賄われていた診療費は治療薬以外は全て自己負担となり、有症状者への行政による検査に対する公費補助も無くなるため無料検査の打ち切りが予想されます。
●陽性者の把握については、現在は全例報告となっていますが、今後は行政が指定する定点医療機関からの人数報告のみとなり、リアルタイムな感染状況の把握は困難になります
●陽性者等の生活制限の要請(一定期間の外出自粛など)についても、原則的には制限の要請は無し(学校・園については出校停止措置あり)となります。
どんぐりこどもクリニックでは、この変更に対して、
●これまでは新型コロナの検査陰性の発熱患者さんに対して診療を行ってきましたが、5/8以降は検査を行っていない発熱患者さんに対しても診療を行います。
●発熱がある方は、原則として翌日(最低12時間以上経過後)の予約を受付します。それ以前の診察を希望される場合は、症状が重ければむつ総合病院への受診をお勧めしますが、特別な事情のある場合については対症薬の処方のみ対応します。
●自宅で検査を行って陰性だった方以外は、駐車場(車内)もしくは感染待合室で新型コロナの抗原検査を行い、検査陽性の場合には車内・感染待合室での診察・対症薬処方となります。
●新型コロナ陰性の患者さんについては、診察室での診察を行い、必要に応じて他の疾患の検査や処方を行います。
●予防接種については、これまで朝・昼の専用時間帯に加えて、午前午後の診療時間にも予約を受け付けていましたが、5/8以降は専用時間帯のみの予約となります。
まだ国や自治体からも詳細が通知されていない状況のため、上記の方針については今後変更されることがありますので、その際は再度HP等を通じてお知らせします。