既にマスコミの報道や市の健康カレンダーなどで報じられている、4月から新しく開始されるワクチンについての3/27現在の状況についてお知らせします。
1.15価肺炎球菌ワクチン
これまでの13価ワクチンに2つの型に対する成分が加わったワクチンで、これまで13価を接種していた方も含めて15価を使用することになります。
13価と同じ成分についての効果や副反応の程度は変わらないと考えて大丈夫です。
当面は13価も接種可能ですので、希望される場合は予約時にご相談ください。
国からの正式な文書が出ていないため、接種券等が作られていないため、接種時に必要な書類等は市役所に確認中ですので今しばらくお待ちください。
2.5種混合ワクチン
これまでの4種混合ワクチンとヒブワクチンを一緒にしたワクチンです。
効果や副反応については、それぞれ別々に接種する場合と大きな違いは無いとされています。
4月から初めてワクチン接種が始まる方は5種混合を使用しますが、既に4種混合とヒブを1回以上接種している場合は「原則として」4種混合とヒブを使用することになっています。
原則を外れる対象が3/27現在では国から提示されていないため、どういったケースで途中から5種混合を使用できるかについては今しばらくお待ちください。
また肺炎球菌ワクチン同様に、接種時に必要な書類等は市役所に確認中です。
3.帯状疱疹ワクチン(成人)
50歳以上の方の帯状疱疹予防のための不活化ワクチンで、小児に使用する水痘生ワクチンとは全く別のワクチンになります。
2回接種でおよそ90%の発症予防効果があるとされ、すでに自費では使用されていますが、むつ市では4月から50歳以上を対象に1回1万円の補助が行われることになりました。
希望者は事前に市役所に申し込みをして接種券を受け取る(郵送)必要があります。