今シーズンはマイコプラズマ肺炎や新型コロナに加えてインフルエンザが猛威を振るっています。
全国的にはA型とB型インフルエンザの両方が流行中で、青森県でもB型の報告が出始めています。
これらの感染症はいずれも飛沫(あるいは飛沫核)感染が中心となるので、予防対策として適切なマスク着用や手指消毒に加えて、こまめな換気が有効です。
ここで言う「こまめな換気」ですが、学校や保育園等の集団生活場面においては、「少なくとも30分に1回以上、部屋の2面の窓(あるいは戸)を開けて風を通す」というのが目安となります。
ここで言う「こまめな換気」ですが、学校や保育園等の集団生活場面においては、「少なくとも30分に1回以上、部屋の2面の窓(あるいは戸)を開けて風を通す」というのが目安となります。
因みに換気頻度については、小学校以下では30分ですが、中学校では20分、高校では15分と年齢が上がるにつれて頻度が多く必要になります。
しっかり換気できたかどうかについては、二酸化炭素濃度を1000ppm以下になっていれば問題ないとされています。
様々な二酸化炭素濃度測定装置が市販されていますが、粗悪品も少なくないようで、経済産業省などが作成したマニュアルでは「測定方法が光学式(赤外線センサーを用いたNDIR方式や光音響方式)で補正機能付きのもの」が推奨されているようです。
様々な二酸化炭素濃度測定装置が市販されていますが、粗悪品も少なくないようで、経済産業省などが作成したマニュアルでは「測定方法が光学式(赤外線センサーを用いたNDIR方式や光音響方式)で補正機能付きのもの」が推奨されているようです。
自宅など少人数の場合には頻度はもっと少なくても問題ありませんが、きちんと空気を入れ替えるためには、部屋の対面に空気の入り口と出口となる開口部(窓や戸)を作って風が通るようにすることが大切です。