つれづれ


第一三共製おたふくかぜワクチンの自主回収について

投稿日時:2024/03/25 17:54


今日第一三共から「おたふくかぜ生ワクチン自主回収のお詫びとお知らせ」という文書が届きました。

第一三共の文書から今回ワクチン回収に至った経緯を要約すると、
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有効期限満了時点のモニタリングの結果、ウイルスの力価が承認規格を下回るロット(ZVA050AとZVA053A)が確認され、同一の原液により製造されたロット(ZVA057A、ZVA058A、ZVA059A、ZVA060A、ZVA061A、ZVA062A)でも力価が有効期間の満了前に承認規格を下回る可能性があるため回収することとした。
ただし、これらのワクチンの有効性については、
WHOがおたふくかぜ予防のワクチンとして求められる最低ウイルス力価を十分に満たしていることから、おたふくかぜウイルスに対する感染予防効果は得られていると考えられる。
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とのことです。

今年1月に判明したタケダ製MRワクチンと同様、現段階の情報では抗体検査やワクチンの再接種を行う必要性は極めて低いと考えられますが、今後厚生労働省からの正式な通知等も踏まえて最終的な判断をする必要があると思われます。

母子手帳を確認して、万が一該当するロットのワクチンを表に示された期間に接種していた場合には、まずはかかりつけ医にご相談ください。



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