コロナの第 7 波がようやく落ち着き始めたかと思ったら、早くも第 8 波の可能性が指摘され、さらに今年は南半球（オーストラリアなど）でインフルエンザがコロナ以前の勢いで流行しているという情報もあり、日本でもダブル流行の可能性が無いとは言えない状況のようです。 

　コロナもインフルエンザも、ごく軽症で済む方から高熱が数日続きとても辛い思いをする方までいろいろですが、どちらも予防接種をすることで重症化を防ぐことのできる（残念ながら感染・発病を阻止する効果は高くないですが）疾患です。

　コロナワクチンは全て市町村が管理する公的接種で対象者に通知が届きますが、インフルエンザは高齢者以外は任意接種のため自分で予約を取って接種する必要があります。

　13歳以上（中学生以上）は1回接種で問題がありませんが、12歳以下（小学生以下）は2回接種が必要（免疫の確実な獲得）になります。

　インフルエンザの2回目は2週間以上空ければ可能ですが、効果を考えると4週間に近い方が良いとされています。（当院では3-4週間をお勧めしています）

　またコロナワクチンと他の予防接種とはお互い2週間以上の間隔が必要とされていますが、インフルエンザワクチンについては間隔は自由（同時接種も可）となっています。

　どんぐりでは接種希望日の2週間前から予約を受けていますが、2回目については1回目接種時に予約可能となっているため、接種日が遅くなると希望の日時に受けられない場合もありますので、なるべく早めに接種を済ませることをお勧めします。