つれづれ


HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)のキャッチアップ接種

投稿日時:2022/08/17 10:00


HPVワクチン(通称子宮頸がんワクチン)は、国が副反応の評価を理由に長く積極的勧奨を中止していたために接種の機会を逃した方が沢山います。
ようやく取り沙汰された副反応とワクチンの直接の因果関係はない(ワクチンが原因でなくとも起きることのある事象である)ことが示され、国は接種を逃した方への接種(キャッチアップ接種)を行うことを決めました。
対象となるのは、
●平成9年度生まれ~平成17年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2006年4月1日)の女性で、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない方
接種期間は、
●令和4(2022)年4月~令和7(2025)年3月の3年間
です。
公費で接種できるHPVワクチンは2種類(サーバリックス®、ガーダシル®)あり、いずれか一方を3回接種する必要があります。
対象となる方には市町村から直接お知らせが届いていると思いますが、不明な点は母子健康手帳を確認・持参して市町村や医療機関に相談してください。
 ※どんぐりこどもクリニックでも接種を行っています。

ちなみに通常の定期接種の対象年齢は小学校6年から高校1年相当です。
子宮頸がんはワクチン接種と定期的な検診で予防や早期発見・早期治療が可能な疾患です。
積極的に接種をされることをお勧めします。

詳しくは厚生労働省のHPをご確認ください。
   >>>ここをクリック


Powered by Flips